施策にダム再開発、堤防強化など／報告書踏まえた行動計画策定へ／水防災対策検討委第３回会合 － 開発局・道

　開発局と道は２７日、道庁赤れんが庁舎で「平成２８年８月北海道大雨激甚災害を踏まえた水防災対策検討委員会」（委員長・山田正中央大理工学部教授）の第３回会合を開催した。委員会報告として「平成２８年８月北海道大雨激甚災害を踏まえた今後の水防災対策のあり方」案を提示。本道における気候変動の影響を科学的に予測し、将来の被害想定など具体的なリスクの評価に基づく治水計画など次代に向けた先導的な防災対策を発信する必要性を盛り込んでいる。施策には、既設ダムの再開発、堤防の強化対策などを盛り込んだ。年度内までに報告書を成案化するとともに、事務局では行動計画の策定に向けた検討に着手する。