道の北海道強靱化計画骨子案／２１のリスクシナリオ設定／回避に向け施策を分析・評価

道が策定作業を進める、国土強靱化地域計画となる仮称・北海道強靱化計画の骨子案が明らかになった。計画期間は概ね５年。基本目標には、本道の重要な社会経済機能の維持および国家的規模の自然災害リスクの最小化に資することの２点を挙げている。取組の前提となる脆弱性評価については、「道外との基幹交通および地域交通ネットワークの機能停止」といった２１のリスクシナリオを設定し、これらの回避に向けた現行施策の分析や評価をまとめている。今後、道全体および道の総合計画に基づく６つの連携地域（道央、道南、道北、オホーツク、十勝、釧路・根室）ごとに施策プログラムを策定し計画に盛り込むこととしている。