道路法改正に伴い橋梁点検要領改訂／点検車による近接目視標準化／来月中にも講習会開催を予定―道建設部

道建設部は、道路法改正による重要構造物の５年に１回の近接目視による点検義務化に併せ、橋梁点検・維持管理要領を改訂した。これまで必要に応じて行っていた点検車両を使用した点検を必須とし、第３者被害の恐れのある橋梁については打音検査の併用を標準化。点検項目では、上部工での定着部の異常や、鋼製基礎の損傷項目などを追加した。点検者の要件に関しては、当面の措置として、従来どおり、同部が開催する点検講習会受講者に限る。同部では、これら要領改訂に伴う職員および民間業者向けの点検講習会を来月中にも開催する方向で現在調整を進めている。