第４７回北海道建設業労災防止大会開催 約６００人が参加

　建災防道支部は１６日、札幌市内の共済ホールで第４７回北海道建設業労働災害防止大会を開催した。全道の支部会員各社から約６００人が参加。災害のない安心して働ける職場環境が、建設業を支える人たちとその家族、企業の礎となることを再確認し、災害撲滅への決意を新たにした。 　７月１日からスタートする全国安全週間を前に、例年この時期に実施しているもので、道労働局、開発局、道が後援。道建協と日建連道支部が協賛。 　物故者に黙とうを捧げたあと、あいさつに立った坂敏弘副支部長は、昨年は厳しい経営環境の中で死亡災害が過去最少を記録したことを評価する一方で、休業災害は増加し、他産業よりも多発していることを指摘。「震災から立ち直り、家族を含めて安全な社会をつくるためにも、安心して働ける環境の確立が何より重要」とし、トップのリーダーシップのもと、一丸となって災防活動を展開していくよう訴えた。