地質リスク調査を検討／総合評価 １位満点方式など試行へ／国交省が第２回調査・設計品確懇

　国土交通省は２３日、東京都内で２９年度第２回調査・設計等分野における品質確保に関する懇談会を開催した。入札・契約方式の改善に向け、事業の初期段階で地質調査は「地質リスク調査検討」、測量は「３次元地形データ」を含めることとし、高度な技術を要求するプロポーザル方式等で発注することを検討。総合評価落札方式については、１位満点方式や、技術評価の実施方針で新技術活用に関する留意事項の記載を求める試行する方針を示した。働き方改革等の観点から、設計業務等における標準的な履行期間の設定支援ツールを作成することも明らかにした。