会長に土栄氏を新任／道土木クラブが通常総会

　道土木クラブは６月２９日、ホテルポールスター札幌で本年度通常総会を開催した。会員約２４０人が出席。２９年度の事業報告や収支決算を了承するとともに、３０年度の事業計画案および予算案を承認した。役員改選では、会長に土栄正人氏、副会長に小林真人氏を新任した。
　武田裕二会長は退任のあいさつで、会員の協力により任期を全うできたことに謝辞を述べるとともに「新しい体制となっても、変わらず協会運営に協力いただきたい」と期待を示した。
　総会後の懇親会には、高橋はるみ知事をはじめとする道幹部職員が来賓として出席した。
　土栄新会長は、北海道命名１５０年を「土木の歴史」とし「土木に携わる諸先輩方の努力により、基盤整備が進んだ」と強調した。一方で、自然災害への備えや担い手不足など、建設業における課題も指摘。地域の安心・安全を守るためには「産学官が連携することが重要」とし「これまで培ってきた経験・知識・技術を十分に発揮していきたい」と決意を示した。
　このあと、高橋知事が来賓あいさつした。岡田恭一道建設部長の音頭で乾杯し開宴したあと、道土木協会の葛西悟副会長のあいさつで会を閉めた。