試行開始４現場から／治水・道路各２件 成果・課題検証／開発局 ＩＣＴ出来形管理軟弱地盤編

　開発局は、「北海道におけるＩＣＴ活用工事の出来形管理マニュアル」の軟弱地盤編に基づく取組を試行する現場をまとめた。１６日時点の集計。すべて札幌開建発注工事で、宮坂建設工業（株）（帯広）が施工する「石狩川改修舞鶴築堤盛土ほか」と「石狩川改修旧美唄川開基上流囲ぎょう堤」、草野作工（株）（江別）が施工する「道央圏連絡道路南幌町南７線改良」、道興建設（株）（札幌）が施工する「道央圏連絡道路南幌町南１０線改良」の４件を選定した。対象現場では、地盤沈下を考慮したＩＣＴ建機による施工や出来形管理などを実施し、成果と課題を検証する。開発局は今後、要件の合致した工事があれば、順次、試行を拡大する方針。