土木A１ 1100点以上／格付基準点すべて前回同様／札幌市 ２１・２２年度工事等登録業者

　札幌市はきょう１２日、工事・建設関連サービス・道路維持除雪の２０２１・２２年度登録業者の事前公表を開始する。格付基準点は全工種・業種で前回と同様で、土木Ａ１が１１００点以上、土木Ａ２が９００点以上、建築Ａが９００点以上。登録業者数は現時点で、土木が９８１社、建築が５７８社となっている。

　今回の審査では、交通局優秀工事施工業者表彰が１９年度に創設されたことに伴い、同表彰を主観点の加点対象に追加。他の優秀施工業者表彰の受賞実績による加点と同様、受賞１回につき２０点を付与した。
　格付基準点は、全工種・業種で前回と同様。土木はＡ１が１１００点以上、Ａ２が９００点以上、下水道はＡ１が１０００点以上、Ａ２が８５０点以上に設定。建築Ａは９００点以上、舗装Ａは８５０点以上となっている。
　登録業者数は、他工種への重複登録を含んだ延べ数で集計。土木、下水道、舗装、造園、建築、電気、管の７つの格付工種における延べ登録業者数は前回当初比１社増の３６９８社となった。工種別では、建築、下水道、電気、管で増加、土木、舗装、造園で減少している。
　主要工種をみると、土木Ａ１が１社増の１７９社、土木Ａ２が１社減の１９４社、下水道Ａ１が４社減の８４社、下水道Ａ２が３社減の８６社となった。建築Ａは２１７社で１４社増加、舗装Ａは１３２社で１社減少している。
　点数の修正等の問い合せは、１５日まで財政局管財部契約管理課で受け付ける。認定・不認定の決定通知は、２月末を予定している。