道水産土木協会が通常総会／２５年４月一般社団法人移行へ／草別会長ら全役員を再任

　（社）北海道水産土木協会は１７日、札幌市内のセンチュリーロイヤルホテルで２４年度通常総会を開き、任期満了に伴う役員改選で草別義昭会長ら全役員を再任した。また２５年４月の一般社団法人移行に向け、新法人移行後の定款等について協議を行った。

　総会では冒頭、草別義昭会長があいさつ。東日本大震災をはじめ、各地で災害が発生していることにふれ「大災害が再び起こらないとも限らない。特に津波については、長年水産基盤整備に携わってきた我々が持てる力を発揮して当然」と指摘。

　その上で「水産土木の役割を広く道民に理解していただけるよう活動していきたい」との考えを示した。

　また、「来年４月１日の一般社団法人化に向け準備を進めていくので、ご協力をお願いする」と求めた。
　議事に入り２４年度の事業計画を決定。水産土木工事に関する設計積算、施工管理等の諸課題について検討を行う技術委員会の開催や、道内七地区程度での研修会、道内外における工事施工実態調査などを盛り込んだ。

　また、一般社団法人移行申請に向けた定款の変更や会計方式、諸規程類の見直しについて協議。新たな定款等で７月に申請を行い、年度内の承認を目指すこととした。２５年４月１日に新法人の登記を行う予定。

　一般社団法人移行後には協会ホームページの作成も目指しており、検討を進めていく。

　任期満了に伴う役員改選では全役員を再任した。役員はつぎのとおり（全員再任、敬称略）。

▽会長〓草別義昭
▽副会長〓萩済、小針弘、坂敏弘
▽専務理事〓藤島浩晃
▽理事〓吉本正則、林勲、森川基嗣、南修、萩原一利、西村智久、西村幸浩、中田伸也、堀松一郎
▽監事〓菅原徹、高玉政行、村上康二（員外）

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