トップページ > DOTSU-NET NEWS一覧 > DOTSU-NET NEWS詳細

開発局の23年度総合評価方式/価格1位以外の落札 C等級中心に増加/技術者成績で大きな差

2012/07/27付 DOTSU-NET NEWS
 開発局が23年度に総合評価方式で発注した工事で、価格1位以外の業者が落札したケースは、各開建が秋以降に配点を見直した前後で23.9%から37%に増加した。一般土木では、27.7%から35%に増加。等級別ではA等級が0.9ポイント増の54.4%、B等級が2.6ポイント増の29.1%と、上位等級で大きな変化とはなっていない一方、C等級では11.3ポイント増の30.6%と大きく増加した。新配点での落札者と非落札者の項目別平均得点率では、技術提案と技術者評価で差がみられ、中でも新配点で新たに追加された技術者成績で大きな差がついた。

その他のDOTSU-NET NEWS 一覧

開発局の6月末工事平均落札率/一般土木は90%に上昇/4開建で前年度を上回る

2012-07-27付 DOTSU-NET NEWS

 開発局発注工事の6月末平均落札率は、本紙調査で91.4%となり、前年度同期を0.2ポイント下回っている。部局別では小樽、旭川、帯広、稚内の4開建が上回った。一般土木をみると、落札率は90%で2ポイント上昇。前年度同期を上回ったのは札幌、小...

新幹線新函館~札幌間の初弾工事/村山トンネルが有力か/年度内の発注に向けて調整

2012-07-26付 DOTSU-NET NEWS

 北海道新幹線新函館~札幌間の初弾工事は、村山トンネル(5,265メートル)が有力視されている。鉄道・運輸機構では、用地取得や土捨場確保といった課題を踏まえ着工個所の検討を進めているものとみられ、それらを比較的容易にクリアできる点が着...

5月の建築着工統計―道内分/床面積19.6%減に/工事費予算額も17%減

2012-07-26付 DOTSU-NET NEWS

 国土交通省は、5月分の建築着工統計をまとめた。本道の全建築物の床面積は、前年同期比19.6%減の41万275平方メートルで、工事費予定額は17%減の618億409万円。新設住宅は2,720戸、25万2,640平方メートルで、それぞれ1%、...

本年度第1回品確懇―国交省/工種・等級区分の在り方検討/優良企業像や適正な競争環境も

2012-07-25付 DOTSU-NET NEWS

 国土交通省の直轄事業における公共事業の品質確保の促進に関する懇談会(品確懇、座長・小澤一雅東大大学院教授)は24日、東京都内で本年度の第1回会合を開いた。企業評価の在り方を検討課題とし、直轄事業の担い手として望ましい企業像(優良企業像)や...

建コン協が発注者と意見交換会/開発局技術者表彰部長表彰も検討へ/協会側は条件明示など要望

2012-07-25付 DOTSU-NET NEWS

 一般社団法人建設コンサルタンツ協会(大島一哉会長)と開発局、道、札幌市は24日、KKRホテル札幌で意見交換会を開いた。開発局は本年度から業務成果の品質向上に向けたプロジェクトに着手したことを説明したほか、技術者表彰について部長表彰も検討し...

振興局農業6月末工事受注実績/2億以上7社増、19社/受注者数減、受注額は増加

2012-07-24付 DOTSU-NET NEWS

 振興局産業振興部発注の農業農村整備工事における、6月末業者別受注実績が本紙集計でまとまった。首位は、4億6,340万円を受注した宮脇大木建設。2位は、4億4,839万円の中山組、4億804万円の開発工建などと続く。3億円以上の受注は、前年...

開発局が本年度総合評価審査委開催/段階選抜は11件で試行/災害廃棄物使用で加点評価

2012-07-24付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は23日、札幌第1合同庁舎で本年度の総合評価審査委員会(委員長・佐藤馨一北海商科大教授)を開き、工事の実施方針を審議した。簡易型・標準型で昨年秋以降に改正した配点(新配点)を継続するほか、段階選抜方式についてはWTO対象工事2件を含...

建管の23年度工事受注動向/A等級が71.6%占める/道内業者のシェアは97.5%

2012-07-23付 DOTSU-NET NEWS

 23年度建管発注工事における工種別・格付別受注動向がまとまった。一般土木では、A1のシェアが15%、A2が36.1%。22年度からの繰越等による旧A等級分のシェアは20.6%となり、これらすべてを合わせたA全体のシェアは71.6%に。発注...