本年度積算基準書の改定―道建設部／委託で新たな積算手法／工事では４工種の施工歩掛制定

　道建設部は、本年度の土木工事積算基準書等の改定概要を取りまとめた。大きな改正では、委託業務において新たな積算手法を導入。従来は「直接人件費＋直接経費＋諸経費＋技術経費」で積算していたが、新たな手法では「直接人件費＋直接経費＋その他原価＋一般管理費等」で算出する。土木工事積算基準書関係では、凍土除去工、小口径泥土圧推進工、低耐荷力泥土圧推進工、ポンプ場・処理場施設（機械）の４工種で施工歩掛を新規制定。これらの改正を含む新基準は、１０月１日以降の積算基準日から適用する。