総合評価ガイドライン改正案／Ａ等級の工事成績評価対象／実績ない場合４年に―道建設部

　道建設部は４日、「北海道における総合評価方式のガイドライン」改正案をまとめ、道議会建設常任委員会に示した。本年度と比べ大きな改正はなく、配点も変更しない中、工事施行成績におけるＡ等級業者の評価対象期間を、過去２年間に受注実績がない場合に４年間に拡大。技術者不足への対応では、建設業法で兼任配置が認められる主任技術者の配置申請も評価することとする。新規雇用に関しては、地域の就労環境を考慮した上で、各建管が独自に対象年齢の拡大や評価対象の条件等を設定できる運用を加える。改正内容は、４月１日以降に公告を行う工事から適用する予定。建築局や農政部など他部局所管工事については別途、改正内容を検討することとしている。