一般社団法人に組織変更／名称は道建設基盤保全協会に

　北海道建設基盤保全有限責任事業組合（札幌、小室秋雄理事長）は、今月６日付で一般社団法人北海道建設基盤保全協会として組織変更した。
　社会資本の老朽化に伴う診断と維持管理が急務となっている中、橋梁点検車や交通誘導員等を迅速に調達し、スピーディーな業務とコストダウンに対応しようと昨年２月に発足した。橋梁点検のみならず、道路やトンネルなど各種構造物の調査点検、工法検討提案、補修設計、維持管理など多様な業務に対応する。
　ことし２月には新たな研修事業として公的資格合格支援塾「小室塾」の運営に着手。小室理事長自らが教壇に立ち、難関国家資格である技術士をはじめ、コンクリート診断士、ＲＣＣＭなどの資格取得を支援している。
　事務局では「小室塾の運営など営利目的ではない活動も展開しており、事業が多岐にわたっている」と一般社団法人化に踏み切った経緯を明かす。
　問い合わせは、一般社団法人北海道建設基盤保全協会（電話０１１―６８８―６２５３、ＦＡＸ６３３―０６４１）まで。