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現場閉所88%で達成/23年度 年間通じた土曜閉所へ/週休2日促進デーアンケート結果 - 開発局

2023/04/07付 DOTSU-NET NEWS
 開発局は、2022年度に実施した週休2日促進デーに関するアンケート調査結果をまとめた。現場技術者に対するアンケート調査結果をみると、開発局、道、札幌市発注工事のうち、全7回の現場閉所は7509件、88%で実施したと回答。「取組は業界の意識醸成に効果的だったか」との問いに対しては、1316件、78%が「効果的だった」と答えた。23年度は北海道建設業関係労働時間削減推進協議会として、年間を通じた土曜日の現場閉所を目指す。
 22年度の週休2日促進デーは計7回実施。現場技術者アンケートは、開発局、道、札幌市発注工事のうち、取組の実施日に施工中だった約4200件を対象に依頼し、1689件から回答があった。
 全7回の取組に対し現場閉所ができたと回答したのは、7509件、88%に。前年度と比べると、3ポイント上昇した。
 「取組は業界の意識醸成に効果的だったか」との問いに対しては、1316件、78%が「効果的だった」と答えた。
 一方で、閉所できなかった理由については「悪天候により工期が厳しい」が179件、31%、「協力会社との調整」が143件、25%などと続く。今後の取組に対しては、1579件、97%で継続・拡大を望む結果となった。
 事業者アンケートは、北海道建設業協会に加盟する662社に依頼し、244社が回答。閉所に向けて会社として取り組んだことは「現場閉所を指示」「現場で従事者へ取組内容を説明」「バックアップ体制を取った」が245社、83%で最多に。割合は10ポイント上昇した。
 「取組は業界の意識醸成に効果的だったか」との問いには、184社、75%が「効果的だった」と回答。取組に対しては、228社、96%が継続・拡大を望むと回答した。
 23年度は、除雪や災害時における地域の守り手である建設業の担い手確保の観点からも、年間を通じた土曜日の現場閉所を目指す考え。緊急工事や工程上やむを得ない場合を除いて取組を展開し、働きやすく魅力ある建設業の実現につなげていく。

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