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橋梁 388橋を修繕/開発局 トンネルは71ヵ所予定/23~26年度道路個別施設計画

2023/04/04付 DOTSU-NET NEWS
 開発局は、橋梁長寿命化修繕計画、道路トンネル個別施設計画、大型構造物個別施設計画を更新した。橋梁をみると、2023年度から26年度までの4ヵ年で388橋の修繕を計画。トンネルは同じく4ヵ年で71ヵ所の修繕を予定している。

 開発局管理の橋梁は、22年度末時点で4401橋。このうち、1955年から1973年にかけての高度経済成長期に建設された橋梁は、全体の37%を占める。建設後50年以上が経過した橋梁数の占める割合は、現在の38%から20年後には66%、2888橋まで急激に増加することが見込まれている。
 開発局は、定期点検による状態把握と予防的な修繕を着実に進めるため、橋梁長寿命化計画をはじめとする個別施設計画を策定。予防保全を進め、維持管理費用の縮減を図ることとしている。
 橋梁長寿命化修繕計画に基づく直近3ヵ年の修繕予定橋梁数を開建別にみると、23年度は帯広が最多の38橋。次いで、函館が33橋、札幌が28橋などとなっている。24年度は、函館が最多の52橋の修繕を計画。以下、札幌と小樽が各19橋、室蘭が17橋などと続く。25年度は、札幌が22件、室蘭と釧路が各20件などとなっている。
 橋梁以外における23年度からから26年度までの修繕予定実施数をみると、トンネルは71ヵ所、シェッドは53ヵ所、大型カルバートは11ヵ所、横断歩道橋は31ヵ所、門型標識等は57ヵ所となっている。
 点検数は、橋梁が23年度から26年度までの4年間で3544橋、トンネルが206ヵ所、シェッドは143ヵ所、大型カルバートが329ヵ所、横断歩道橋が71ヵ所、門型標識等で868ヵ所となっている。

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