役員改選 本間会長を再任／土木コンブロ協会が総会

　北海道土木コンクリートブロック協会は１５日、ホテルポールスター札幌で第４１回定時総会を開催した。事業計画を決めたほか、任期満了に伴う役員改選で本間丈士会長、山下裕久副会長を再任した。
　本間会長は、道内の２０２２年度のブロック販売高について「２７万トンで３０万トンを割り込んだ」とし、協会の役割である「新たな需要の創造」「市況の安定」を再確認し、積極的に取り組んでいくことが重要と述べた。
　また、国が進めている堤防強化やカーボンニュートラルなどを踏まえた取組を進める考えを示した。
　総会では、２０２３年度事業計画等を説明。安定的な需要量確保に向けた関係機関への要望、ｉ―Ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎの取組強化、技術研修会の開催を盛り込んだほか、協会が入居するビルが老朽化のため２５年１月以降に取り壊しとなる予定であることから、本年度中に移転先を決定する方針を伝えた。
　役員改選では共和コンクリート工業（株）の吉田浩司函館支店長が新たに理事に就いた以外、その他の理事・監事を再任した。
　また、会長は共和コンクリート工業の本間社長が、副会長は（株）旭ダンケの山下社長が続投する。
　役員はつぎのとおり。
＝敬称略＝
▽会長＝本間丈士（共和コンクリート工業（株）社長）
▽副会長＝山下裕久（（株）旭ダンケ社長）
▽理事＝櫻木正彦（（株）エスモ技研常務）、菊地篤志（（株）道南富士コン社長）、吉井厚志（（株）ハタナカ昭和副社長）、桃野茂夫（北興コンクリート工業（株）社長）、藤本伸光（（株）渡辺興業社長）、近藤武史（（株）旭ダンケ相談役）、金子義典（共和コンクリート工業（株）旭川支店長）、小森直樹（共和コンクリート工業（株）帯広支店長）、吉田浩司（共和コンクリート工業（株）函館支店長）―新、奈須野裕久（事務局長）
▽監事＝原田敏彦（（株）旭ダンケ常務）、青山信吾（（株）北陽専務・北海道支社長）