北海道防災会議が１４年ぶりに本会議を開催／防災計画の修正内容決定／「減災」の考え方や津波対策盛る

　１４年振りとなる北海道防災会議（会長・高橋はるみ知事）の本会議が７日、ホテルポールスター札幌で開かれた。道や開発局、東日本高速道路、陸上自衛隊など道内各関係機関のトップが集結し、災害時の被害を最小化する「減災」の考え方や、２つのレベルの津波想定と対策を新たに盛り込んだ道地域防災計画の修正内容を決定。最大クラスの津波に対しては避難を軸としながら、海岸保全施設等の整備など、地域の状況に応じた総合的な対策を推進すると整理している。また、同会議を機動的に開催できるよう運営規程を改正。委員の代理出席および会長の専決事項を定める改正事項を決定した。