１０～１１日豪雨の土木施設被災状況／国道４５３号で橋梁損傷４ヵ所／札建―施工計画の検討開始

 １０～１１日にかけて記録的豪雨による公共土木施設の被災状況が徐々に明らかとなってきた。札幌開建所管の国道４５３号の被災個所は、１２日午後５時現在、土砂崩れ９ヵ所、橋梁損傷４ヵ所、路肩等損壊６ヵ所となっている。損傷した橋梁は、山水橋、奥漁川橋、湖水橋、丸駒橋の４橋。いずれも橋台背面の洗掘などにより、路面崩壊や陥没などが発生している。土砂流出発生個所では、石礫が道路一面を覆い尽くすなど、大きな被害が出ている。同開建では、１１日に（株）ドーコン（札幌）、岩田地崎建設（株）（札幌）と緊急随契を結び、被災状況の調査を進めるとともに復旧に向けた施工計画の検討を開始した。