開発局の２２年度一般土木工事／Ａ等級のシェア低下／Ｂ等級業者が５割超に拡大

　国土交通省は、２２年度分の直轄工事等契約関係資料を取りまとめた。開発局が２２年度に契約した一般土木工事について、工事等級に基づく金額ベースのシェアをみると、Ａ等級工事が前年度比１１.２ポイント減の４９.３％と５割以下に落ち込んだ。一方、Ｂ等級工事は９.１ポイント増の４０.４％と４割を超えた。これに伴い、Ｂ等級工事の９５％近くを受注する、Ｂ等級業者のシェアが６ポイント増の５１.９％と５割超に拡大。逆に、Ａ等級業者は７.４ポイント減の３９.８％と４割を割り込み、２年ぶりにＢ等級業者がＡ等級業者を上回った。