技術者ＤＢ　登録者から監理技術者選任／発注者がネットで現場配置情報確認

　国土交通省は２７日、中央建設業審議会および社会資本整備審議会産業分科会建設部会の第５回基本問題小委員会（委員長・大森文彦東洋大教授）を開き、中間とりまとめを行った。技術者データベースに関しては、監理技術者を登録技術者から選任し、当該技術者が現場配置情報を入力。実効性確保のため、発注者等がインターネットで登録情報を確認できるようにもする。また、資質の維持・向上に向け、有効期間を設けるとともに、必要な知識を有することを登録・更新の要件とする。社会保険未加入問題への対策では、実施後５年をめどに許可業者の加入率１００％という目標を提示。全国・地方ブロック単位で協議会を設置し、情報共有を図るとともに、取組の点検を行っていくこととした。