東北地方太平洋沖地震の被害・対応／１１港が被災―開発局／道所管の水産基盤は２５ヵ所

　開発局や道は、１１日に発生した東北地方太平洋沖地震について、災害情報の収集や支援策の検討などを進めている。 　開発局は、地震発生後の１１日午後３時３０分に災害対策本部を設置。非常体制を取り、情報収集などに努めている。１４日時点で被災が確認されているのは、港湾と漁港。港湾では、室蘭、苫小牧の特定重要港湾２港のほか、函館、釧路、十勝、根室の重要港湾４港、霧多布、えりも、浦河、白老、森の地方港湾５港の計１１港で被災を確認した。このうち、室蘭は海上点検で施設被害を確認。室蘭以外の１０港は陸上点検により被災を確認した。