総合評価のガイドライン改正／簡易型の地域枠　難易度で３種使い分け／優秀業者表彰に「付加申請」新設

　道建設部は、改正した「北海道における総合評価方式のガイドライン」を公表した。改正は、一般土木等の発注標準改正に伴う適用範囲の見直し、および一層の技術力評価などを視点とした評価項目・配点の見直しが中心。適用範囲は、簡易型を全道枠と地域枠に区分し、全道枠の２億５,０００万円以上を施工計画審査タイプ１型、地域枠の７,０００万円以上２億５,０００万円未満については、難易度評価によって施工計画審査タイプ２型・３型、および施工実績審査タイプを使い分ける。評価項目では、工事等優秀業者表彰の評価において「付加申請」を新設。通常０.５点の上限に対し、各建管年間１回のみ０.５点の上乗せを申請できることとした。また、地域建設業経営環境評価は満点を２.５点に引き上げ、評価比率の算出方法も変更。地域社会貢献活動に対する評価項目・配点については、各建管で設定する。４月１日以降の公告案件から適用する。