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早期実現へ要望推進/海底送電線等の効果確認/道 商工業振興審議会

2022/08/23付 DOTSU-NET NEWS
 道は22日、札幌市内の第二水産ビルで2022年度第1回商工業振興審議会を開催した。原材料等の価格高騰などに伴う緊急経済対策や、本道の発展につながる次世代インフラ整備の概要について情報を共有。海底送電ケーブル・大規模洋上風力の整備による地域への効果もあらためて確認し、早期実現に向けた国への各種要望を引き続き推進していくことを申し合わせた。
 審議会は、総合的な商工業施策の推進を図ることを目的に設置。商工業の振興に関する重要事項に関し、知事の諮問に応じ調査審議するほか、必要に応じ知事に意見を具申する。
 今回の会合では、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響、ウクライナ情勢に端を発した国際情勢の変化によるエネルギーや原材料等の価格や供給動向を踏まえた緊急経済対策の概要を確認。道においては、本庁、各振興局、東京事務所が密接な連携のもと、迅速な情報共有を図り、効果的かつ効率的な情報発信および事業執行に努めるとした。
 さらに、6月に閣議決定された骨太方針2022とデジタル田園都市国家構想基本方針を踏まえたデジタルインフラの重要性を共有。海底送電ケーブル・大規模洋上風力の整備によって、電力不足の不安解消、地域経済の活性化、風力発電関連のサプライチェーンの構築、港湾利用の活発化、再エネ利用の活発化などの効果が見込まれるとした上で、国への各種要望に努めていくとした。
 このほか、北海道地域商業活性化条例・方策等の点検・見直しについて説明。審議会に部会を設置し、検討していくとした。

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入札公告秋から本格化/新幹線明かり区間、開発局TN/道内主要機関WTO対象工事 - 本紙調査

2022-08-23付 DOTSU-NET NEWS

 道内主要発注機関における本年度WTO対象工事の入札公告は、9月から本格化する見通しだ。本紙調査によるもの。鉄道・運輸機構北海道新幹線建設局は9月以降に北海道新幹線新函館北斗~札幌間における高架橋など工事12件を予定。開発局における道縦貫道...

300橋で機能回復対策/ニセコ大橋など2橋で設計着手/緊急輸送道路の橋梁耐震補強 ー 道建設部

2022-08-22付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は、緊急輸送道路における橋梁の耐震補強を順次進めている。落橋・倒壊防止対策が完了したため、今後は被災後に速やかな機能回復が可能な性能を目指す対策(耐震性能2)を加速させる方針。照査等を進めている橋梁が多いため流動的だが、整備の対象...

早ければ月内検討開始も/開発局 流域委等開き協議/気候変動踏まえた河川整備計画見直し

2022-08-22付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、1級水系河川を対象に準備の整ったところから、気候変動を踏まえた河川整備計画の見直しに向けた検討を開始する。早いところでは、月内にも有識者で構成する流域委員会等を開催する見通し。気温上昇による降雨量増大を見据え、目標流量と整備水準...

総整備量1万2559ha/道農政部 生産性高い農業に貢献/第6期パワーアップ事業21年度実績

2022-08-19付 DOTSU-NET NEWS

 道農政部は、次世代農業促進生産基盤整備特別対策事業(第6期パワーアップ事業)の実施初年度となる2021年度の整備実績をまとめた。基盤整備を進める上で重点化すべき内容を「型」として、スマート農業の効果発揮に資する区画整理を行う「先進モデル型...

今週中に通行止め解除へ/磯田組の応急復旧順調に進捗/大雨で被災した274号日勝峠

2022-08-19付 DOTSU-NET NEWS

 【室蘭発】室蘭開建は、15日からの低気圧による大雨で被災し通行止めとしている274号日勝峠について、今週中に解除する見通しとなったことを発表した。現地では、(株)磯田組(日高)が流入した土砂の除去作業を展開。懸命な応急復旧作業により、早期...

工事 5億以上は33社/委託1億超33社 道農政部集計/21年度振興局等農業業者別受注実績

2022-08-18付 DOTSU-NET NEWS

 道農政部は、2021年度の業者別受注実績をまとめた。受注総額は、工事が前年度比5.8%減の746億2600万円、委託業務が10%減の109億9300万円。工事で5億円以上を受注した業者は3社減の33社、3億円以上は6社減の73社となった。...

新冠川は応急復旧完了/茅部川など 新たに溢水報告/道管理河川 8月の大雨被害状況

2022-08-18付 DOTSU-NET NEWS

 8月上旬からの一連の大雨による道管理河川の被害が徐々に明らかとなってきた。新冠川本川では、約80メートルの範囲にわたって堤防が決壊。地元建設業者による応急復旧は既に完了しており、今後は本格的な復旧方法の検討を進めていく。このほか、茅部川(...

首位は宮坂建設 98億/本紙集計 受注総額は3277億/主要3機関6月末業者別工事実績

2022-08-17付 DOTSU-NET NEWS

 開建、建管、振興局(農業)の主要発注3機関における2022年度6月末工事業者別受注実績が本紙集計でまとまった。首位は、開建で24件、88億1544万円、建管で4件、10億1156万円の合計28件、98億2700万円を受注した宮坂建設工業(...