工事 １７５件、２５０億／委託は３１件、3.3億に／道営農業ゼロ国・翌債発注実績

　道農政部は、道営農業農村整備事業の２０２４年３月発注実績をまとめた。翌債・ゼロ国債案件を対象に消費税込みの当初契約ベースで集計したもので、工事は１７５件、２４９億７２００万円を発注。前年同月の件数を１２件、金額を２６億２３００万円上回った。委託業務は３１件、３億３２００万円を執行。件数で３件減少した一方、金額では３２００万円の増額となった。
　振興局別にみると、工事は空知が件数・金額とも最多の７８件、１４０億４５００万円を発注。このほか上川が２７件で３０億１８００万円、オホーツクが１５件で１８億２０００万円、石狩が１４件で１６億９１００万円などとなった。件数は空知、石狩、日高、留萌、オホーツク、十勝の６振興局で増加。金額は空知や石狩など９振興局で前年度を上回った。
　委託業務の発注があったのは、空知、石狩、上川、オホーツクの４振興局。空知が２６件、３億７００万円と件数・金額いずれも最多となっている。