年度明け開札分 ２６０件前後見込む／１０建管 年度内分は１４０件前後／２４年度第８回、２５年度第１回工事等情報

　全道１０建管は、２０２４年度第８回および２０２５年度第１回工事等情報の公表に向けて準備を進めている。いずれも国の補正予算に基づく案件が中心で、第８回に年度内開札分、第１回に年度明け開札分を盛り込むもよう。大半を追加分が占め、それぞれの工事の公表件数は、第８回が１４０件前後、第１回が２６０件前後に上る見通しだ。
　道建設部は１６日、国の補正予算に基づく現年補正およびゼロ国債の建管別配分額を公表。現年補正の総額は６５０億７７００万円で、函館に１０３億８００万円、室蘭に９６億１５００万円、網走に８１億６６００万円などを措置した。
　ゼロ国債は釧路に４億４００万円を計上。これらに関連する案件の発注は、間もなく本格化する。
　各建管は、対象案件を盛り込んだ工事等情報の作成を進めており、全１０建管があす２３日付での公表を予定している。年度内開札分を２４年度第８回、年度明け開札分を２５年度第１回として取りまとめており、１０建管を合わせると、第８回は工事が１４０件前後、委託が１７０件前後、第１回は工事が２６０件前後、委託が４００件前後に上るものとみられる。
　建管別に工事の公表予定件数をみると、第８回は、旭川、函館、稚内が２０件程度、釧路、室蘭が１５件程度、札幌、小樽、網走、帯広、留萌が１０件程度になるもよう。第１回は、帯広が５０件程度、釧路、札幌、室蘭が４０件程度、網走、旭川、稚内、留萌が２０件程度、小樽、函館が１０件程度に上る見通しだ。