全日本建設技術協会の２２年度表彰 畑氏に谷口功労賞 棚池氏は小沢賞を受賞

　（社）全日本建設技術協会の２２年度表彰式が６月３０日、東京都内で開かれ、道内からは前道企業局長の畑秀叔氏が谷口功労賞、前留萌建管事業室長の棚池裕治氏が小沢賞の栄に浴した。また、網走建管斜里出張所の會田博保所長、旭川建管士別出張所の前田信２所長が全建功労賞を受賞した。 　谷口功労賞に輝いた畑氏は、昭和５１年に道に入庁し、６３年の全建入会以来、事務局長・支部長等を歴任。特に、事務局長・支部長在任中には、協会の統括として会員の拡充など組織強化に精力的かつ積極的に取り組むとともに、会員の技術力向上に向け、各種研修や技術発展に尽力したことが評価された。 　現在も顧問として、指導的立場で卓越した技術力と豊富な専門知識をもとに、協会の適切かつ円滑な運営に貢献している。 　一方、小沢賞を受賞した棚池氏は、昭和４７年に道へ入庁以来、長年にわたり、幅広く土木事業に従事し、優れた技術力と豊かな知識、経験を持って建設行政の発展に尽力。道路、河川、砂防、下水道、公園および漁港など幅広い事業の執行等に関し、公共調達の入札・契約業務に尽力し、さらに検査業務にも取り組んだことが高く評価された。