３次元データ活用を提言／ＩＣＴ土工対応の新積算基準も／ｉ―Ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ委員会 － 国交省

　国土交通省は９日、「ｉ―Ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ」委員会報告書の骨子案をまとめた。ただちに取り組むべき事項として、ＩＣＴ技術の全面的な活用では、３次元データ活用と、ＩＣＴ土工に対応した新積算基準の２８年度からの導入を提示。規格の標準化では、コンクリート工において、工場製作による屋内作業化、橋脚、桁のサイズや仕様の標準化、プレキャストの大型構造物への適用拡大などを盛り込んでいる。官民挙げた「ｉ―Ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ」の推進に向け、コンソーシアムの設立も提案している。