第２青函トンネルの実現模索／北大院、道建協が初のシンポジウム

　北大公共政策大学院と道建協（岩田圭剛会長）の主催による有人自動車走行の「第２青函トンネル構想を考える」シンポジウムが１７日、北洋大通センターで開かれた。会場には構想を策定した研究会のメンバーのほか、関係者ら２００人が詰めかけた。石井吉春北大公共政策大学院特任教授は「人口減少社会の中で、未来の北海道を力強くつくっていくということで、この構想を取りまとめた。地域を挙げて議論をしていただければ」と述べ、実現に向けた活動の広がりを期待した。