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前年度比2.6倍 168台で試行/対象機種全て順調に拡大/21年度除雪ワンオペ化実績 - 開発局
2022/09/21付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、国道維持除雪工事における2021年度ワンオペ化試行台数実績をまとめた。全体では、20年度実績と比較して2.6倍となる168台で試行。機種別にみると、除雪トラックが2.6倍の124台、除雪ドーザが4.8倍の24台、凍結防止剤散布車が1.7倍の20台となっている。除雪のワンオペ化は、オペレーターの高齢化や人材不足に対応するため、除雪トラックなどの後方と左側にカメラを設置し、従来、助手が確認していた部分を車内モニターで確認するもの。試行のため、助手を配置しながら、視認性などを確認している。
20年度は除雪トラック48台、凍結防止剤散布車12台、除雪ドーザ5台の計65台で試行。21年度は、20年度実績と比較して2.6倍となる168台で試行した。機種別にみると、除雪トラックは2.6倍の124台、凍結防止剤散布車は1.7倍の20台、除雪ドーザは4.8倍の24台で試行した。
開建別にみると、除雪トラックは旭川が18台、札幌が17台、小樽が16台、凍結防止剤散布車は旭川が8台、札幌が4台、小樽、室蘭、帯広が各2台、除雪ドーザは札幌が6台、函館が5台、小樽と網走が各4台などとなっている。
配置車両数に占める試行の割合をみると、除雪トラックは20年度実績と比較して14ポイント上昇の23%、凍結防止剤散布車は9ポイント上昇の22%、除雪ドーザは21ポイント上昇の26%となり、軒並み2割を超えるなど試行台数は順調に拡大している。今後も積極的にワンオペ化に取り組むとしている。
これまでにワンオペ化の取組を1年以上継続し除雪作業・安全確認に支障がないオペレーターについては、今冬から本格実施を可能とする方向で調整。その際には、別途希望を聞き取るとしている。
開建別の試行台数はつぎのとおり(①除雪トラック②凍結防止剤散布車③除雪ドーザ)。
▽札幌=①17②4③6
▽函館=①13③5
▽小樽=①16②2③4
▽旭川=①18②8
▽室蘭=①15②2
▽釧路=①15②1
▽帯広=①4②2③2
▽網走=①9②1③4
▽留萌=①11③2
▽稚内=①6③1
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