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過去最大3460ヘクタール/開発局と道農政部 効果的に整備/通年施行の22年度農地夏期施工

2022/09/16付 DOTSU-NET NEWS
 道農政部は、2022年度の通年施行制度による農地夏期施工について、過去最大となった21年度を上回る施工面積を見込んでいる。本年度は、国営分を合わせて3460ヘクタールを施工する方針。地元農家や施工業者からの評価が高いことから、引き続き制度を活用しながら効果的な基盤整備を進めていく。

 通年施行制度は、担い手への農地集積率に応じて交付される促進費を夏期施工の調整経費として活用するもの。労働力や機械の確保といった観点から効率的な工事が可能となるほか、条件の良い夏場に施工するため仕上がりの良さにも定評がある。
 14年度の制度創設以来、施工面積は着実に増加しており、計画的・効率的な事業執行に大きく貢献。21年度には3000ヘクタールを突破し、101地区、3083.1ヘクタールを施工した。
 22年度は国営19地区、道営84地区の計103地区で3460ヘクタールを計画。施工実績は年度末に取りまとめることとしているが、現時点では過去最大を更新する見通しとなっている。
 担当者は「スマート農業や高収益作物の導入に向けたほ場の大区画化に対する要望も多く、夏期施工の実施要望も増加傾向にある。施工期間の確保のため、今後も通年施行制度を活用していく」と話している。

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2022-09-13付 DOTSU-NET NEWS

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2022-09-12付 DOTSU-NET NEWS

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