トップページ >
DOTSU-NET NEWS一覧 >
DOTSU-NET NEWS詳細
遠隔臨場試行を検討/本紙調査 早ければ23年度から/港湾の測量・調査で国交省
2023/03/16付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省は、港湾部門における測量・調査業務で、遠隔臨場を試行する方向で検討している。本紙調査によるもの。現場が遠隔地にある場合や立ち会い頻度が多い場合など、より効果が見込まれる業務を試行対象として選定する見通し。早ければ2023年度から試行に乗り出すものとみられる。建設現場における遠隔臨場は、段階確認、材料確認、立ち会いを必要とする作業に情報通信技術を活用するもの。受発注者双方の業務効率化に資することが期待されている。
全国の直轄土木工事では、20年度に約760件、21年度に約1800件で試行を展開。現場への移動時間や立ち会いに伴う受注者の待ち時間の短縮など多くの効果が確認されたことを踏まえ、22年度から本実施に移行した。
こうした中、国交省は、新たに港湾部門における測量・調査業務で遠隔臨場を試行する方向で検討。ウェアラブルカメラ等の情報通信技術を有効活用し、港湾の外業作業が伴う調査業務での立ち会いに要する時間の縮減を図る。
対象業務は、測量、環境調査、環境生物調査、気象・海象調査、磁気探査、潜水探査、土質調査を想定。立ち会いを映像確認できることや通信環境の確保を前提としつつ、現場が遠隔地にある場合や立ち会い頻度が多い業務を試行対象とする見込みだ。
試行に当たっては、アンケート調査を通じて効果の把握に努めるとともに、課題を抽出。各種業務の適用性を検証した上で、本格運用への移行を検討していく。
その他のDOTSU-NET NEWS 一覧
点検対象4684橋/建管別 旭川が最多681橋/橋梁長寿命化修繕計画 23~26年度 - 道建設部
2023-03-15付 DOTSU-NET NEWS
道建設部が過日改定した北海道橋梁長寿命化修繕計画(以下、修繕計画)に基づく2023年度から26年度までの4ヵ年における点検対象は、本紙集計で4684橋に上っている。年度別では、23年度に1054橋、24年度に1138橋、25年度に1186...全道 46件で試行/空知・上川7件、オホ・十勝6件/道農政部 23年度遠隔臨場
2023-03-15付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、2023年度の工事現場における遠隔臨場試行計画をまとめた。現時点における対象工事件数は、全道で46件。主な振興局をみると、空知や上川が7件、オホーツクと十勝が6件などとなっている。 建設業では、情報通信技術を活用した施工の効率...小樽環状線BPに67億/23~27年度 防災推進など明記/道路3つの社会資本総合整備計画 - 道建設部
2023-03-14付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、道路事業に係る3つの社会資本総合整備計画を策定した。計画期間はいずれも2023年度から27年度までの5ヵ年。防災・減災、老朽化対策や交通安全対策、国土強靱化地域計画の着実な推進、国際競争力強化に資する交通・物流拠点へのアクセス...札幌98件、旭川36件など/開建別22年度1月末ICT工事
2023-03-14付 DOTSU-NET NEWS
2022年度1月末ICT工事における開建別実施件数がまとまった。札幌は98件、旭川は36件など。事業部門別にみると、道路が173件、河川が117件などとなっている。 開発局は、建設現場の生産性向上に資するi―Constructionを積極...現場実態踏まえ暫定措置/基準日9月30日まで適用/鋼橋工場製作工・輸送工の積算 - 道建設部
2023-03-13付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、鋼橋工場製作工および輸送工の積算に関し、国の土木工事標準積算基準の改定内容を踏まえた暫定措置を講じる。通常であれば10月に土木工事積算基準等を制定しているが、改定内容を早期に積算に反映させるもの。鋼橋製作工の歩掛、副資材費は製...技術職員育成確保 地域選択項目へ変更/雇用環境に奨学金返還支援追加/道農政部 総合評価の運用方針
2023-03-13付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、2023年度に適用する総合評価落札方式の運用方針を決定した。道の改正ガイドラインに準じ「担い手の育成・確保」では、標準評価項目だった「技術職員の育成・確保」を地域での選択項目に変更。「雇用環境への取組」における新たな評価基準と...新豊平川治水計画を検討/市街地治水安全度向上へ/気象変動による雨量増で札幌開建
2023-03-10付 DOTSU-NET NEWS
札幌開建は、気候変動を踏まえた豊平川の治水計画の検討を開始する。気候変動による雨量増加に対応する目標流量等の設定を目指すとともに、河道掘削、既存洪水調節施設の再生などの方策を視野に入れていく。札幌市街地への甚大な被害を防ぐため、治水上の課...脱炭素等の価値最大化へ/新総合開発計画の中間整理案確認/国土審第26回道開発分科会
2023-03-10付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省北海道局は9日、ウェブで国土審議会第26回北海道開発分科会を開催した。第7回計画部会で取りまとめた新たな北海道総合開発計画の中間整理の内容について確認。北海道開発に係る2つの目標および主要施策、計画推進の基本方針などを提示した上...