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工事全体の効率化試行/PCa大型で評価手法検討も/インフラDX等アクションプラン - 開発局

2024/03/27付 DOTSU-NET NEWS
 開発局は、インフラDX・i―Constructionアクションプランを策定した。ICT施工の深化に向けては“ICT施工StageⅡ”として、工種単位の作業の効率化から工事全体の効率化を現場で試行。プレキャストは、従来の中型以下に加え、大型構造物についても、地域特性を考慮した新たな評価手法を検討する方針を打ち出した。

 開発局では、2024年をDXによる変革が幅広く普及する「展開の年」と位置付け、生産性向上の取組のさらなる普及、ステップアップを目指すとしている。
 変更のポイントをみると、中小企業、地方公共団体への普及促進に向けては、発注者指定型および施工者希望Ⅰ型の適用を拡大。発注者指定型は予定価格2億5000万円以上、受注者希望Ⅰ型は予定価格1億6000万円以上または土工量5000立方㍍以上を対象とする。
 受注者・地方公共団体に向けた「ICT・BIM/CIMアドバイザー制度」の活用も促す。
 生産性向上のさらなるステップアップでは、工事全体の生産性向上を目指すICT施工StageⅡの実施に向けて、現場の作業状況を分析し、工事全体の見える化技術を試行。測量・設計・施工の各プロセス間の土工3次元データの効率的な活用の試行も盛り込んだ。
 プレキャストは、特殊車両によって運搬可能な規格のコンクリート構造物(中型以下)について既に原則化していたが、大型構造物も地域特性を考慮した新たな評価手法を検討する。
 デジタル人材の育成・DXに関する環境整備としては、北大と連携し、SIP第3期「ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築」に参画。職場のDX環境整備も推進していく。

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電子化、ウェブ会議等/受発注者の働き方改革推進/工事書類簡素化のポイント紹介 - 開発局

2024-03-26付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、受発注者間における作成書類の明確化を図り、遠隔臨場や検査書類限定型工事等の活用による工事の円滑な施工、働き方改革の推進を目的とした「工事書類簡素化のポイント」を作成した。リーフレットは、工事関係書類を必要最小限に簡素化するための...

予定価格に実態反映を/新年度事業計画など決定/道建協 第7回理事会開催

2024-03-26付 DOTSU-NET NEWS

 北海道建設業協会(岩田圭剛会長)は25日、札幌国際ビルで本年度第7回理事会を開催した。「担い手確保・育成に向けた取組」「働き方改革実現に向けた取組」など全9項目からなる新年度事業計画などを決定。地域建設業の健全な発展を図るためには適正な利...

土木A1 最高点96社/土木A2 218社、舗装A66社/24年度総合評価用工事成績付与点 - 道建設部

2024-03-25付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は2024年度発注工事における業者別の総合評価落札方式用工事施行成績平均点を公表した。最高点「7.5点」が付与される業者は、一般土木A1等級が99点の草野作工(株)(江別)、(株)鈴木東建(札幌)、道興建設(株)(札幌)など96社...

登録事業者34社決定/建設16社、測量・コンサル4社/ICT・BIM等アドバイザー - 開発局

2024-03-25付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、ICT・BIM/CIMアドバイザー制度の登録事業者を決定した。建設会社で16社、測量・建設コンサルタントで4社、建機販売・リース、ソフト、その他で14社の計34社を登録。運用は22日から開始しており、登録名簿や実施要領もホームペ...

受発注者の役割明確に/検査書類限定型など重点記載/工事書類簡素化へリーフレット - 開発局

2024-03-22付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、工事書類簡素化のポイント等を盛り込んだリーフレットを作成する。4月から時間外労働の罰則付き上限規制が建設業にも適用されることを踏まえたもので、受発注者間における作成書類の役割分担を明確化。国土交通省の方針に準じ、工事検査書類限定...

技術基準 スリム化へ改編/4月 関係機関に意見照会等/国交省 ICT導入協議会

2024-03-22付 DOTSU-NET NEWS

 国土交通省は21日、東京都内で第18回ICT導入協議会を開催した。ICT施工の普及拡大に向けた取組について議論。現行の技術基準に関しては、スリム化に向けた改編を行うこととし、4月に関係機関への意見照会等を予定していることを示した。ICT建...

基本高水のピーク毎秒 沙流川7500立方メートル/新洪水調節施設の可能性検討/国交省 社整審河川分科会

2024-03-21付 DOTSU-NET NEWS

 国土交通省は19日、東京都内で第67回社会資本整備審議会河川分科会を開き、鵡川水系、沙流川水系に係る河川整備基本方針の変更案について審議した。気候変動による降雨量の増大を考慮した基本高水のピーク流量は、鵡川水系で毎秒4100立方メートル、...

農村設計課長に槙氏/農地整備課長は熊井氏/道農政部 4月1日付課長級以上人事

2024-03-21付 DOTSU-NET NEWS

 道の4月1日付本庁課長級以上の人事異動における農政部関係の動きを追うと、交代する農村振興局長の後任として、大西峰隆技監が内定。技監に磯嶋光世農村設計課長、次長に大浦正和農政課長が就く。課長ポストのうち農村設計課長に槙研一農地整備課長、農地...