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週休2日質向上へ 月単位・交替制推進/書類作成業務負担軽減なども/建設業等の働き方改革実施方針 - 開発局

2024/03/27付 DOTSU-NET NEWS
 開発局は、2024年度建設業等の働き方改革実施方針を策定した。働き方改革の強力な推進を図る観点から、週休2日は「質の向上」の拡大として、月単位および交替制適用工事を推進。過日作成したリーフレット「工事書類の簡素化のポイント」に基づき、受発注者の作成書類の明確化とともに、書類限定検査を標準化する。これら働き方改革の取組の輪を広げるため、各市町村や民間企業への働きかけ、フォローアップ調査を実施する方針も示している。
 策定に当たっては、4月から時間外労働の上限規制が適用されることを念頭に取組内容を検討。担い手の確保や工事・業務の負担軽減・改善を図り、建設業等の働き方改革の取組をさらに拡大・強化する。
 働き方改革、担い手の確保に向けては、週休2日の「質の向上」の拡大を明記。農業、港湾、漁港、空港、営繕工事を除き、月単位における週休2日工事および週休2日交替制適用工事を推進する。
 上限規制への対応では、受注業者の書類作成業務のさらなる負担軽減に注力。「工事書類の簡素化のポイント」を活用した受発注者の作成書類の明確化、書類限定検査の標準化などを盛り込んだ。本局および各開建における2024働き方改革対応相談窓口の設置に加え、工事・業務における現場環境改善も引き続き進める。
 働き方改革の取組を各市町村・民間企業に拡大するためには、北海道ブロック発注者協議会や北海道建設業関係労働時間削減推進協議会等を通じた働きかけ、フォローアップ調査を実施する。

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工事全体の効率化試行/PCa大型で評価手法検討も/インフラDX等アクションプラン - 開発局

2024-03-27付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、インフラDX・i―Constructionアクションプランを策定した。ICT施工の深化に向けては“ICT施工StageⅡ”として、工種単位の作業の効率化から工事全体の効率化を現場で試行。プレキャストは、従...

電子化、ウェブ会議等/受発注者の働き方改革推進/工事書類簡素化のポイント紹介 - 開発局

2024-03-26付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、受発注者間における作成書類の明確化を図り、遠隔臨場や検査書類限定型工事等の活用による工事の円滑な施工、働き方改革の推進を目的とした「工事書類簡素化のポイント」を作成した。リーフレットは、工事関係書類を必要最小限に簡素化するための...

予定価格に実態反映を/新年度事業計画など決定/道建協 第7回理事会開催

2024-03-26付 DOTSU-NET NEWS

 北海道建設業協会(岩田圭剛会長)は25日、札幌国際ビルで本年度第7回理事会を開催した。「担い手確保・育成に向けた取組」「働き方改革実現に向けた取組」など全9項目からなる新年度事業計画などを決定。地域建設業の健全な発展を図るためには適正な利...

土木A1 最高点96社/土木A2 218社、舗装A66社/24年度総合評価用工事成績付与点 - 道建設部

2024-03-25付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は2024年度発注工事における業者別の総合評価落札方式用工事施行成績平均点を公表した。最高点「7.5点」が付与される業者は、一般土木A1等級が99点の草野作工(株)(江別)、(株)鈴木東建(札幌)、道興建設(株)(札幌)など96社...

登録事業者34社決定/建設16社、測量・コンサル4社/ICT・BIM等アドバイザー - 開発局

2024-03-25付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、ICT・BIM/CIMアドバイザー制度の登録事業者を決定した。建設会社で16社、測量・建設コンサルタントで4社、建機販売・リース、ソフト、その他で14社の計34社を登録。運用は22日から開始しており、登録名簿や実施要領もホームペ...

受発注者の役割明確に/検査書類限定型など重点記載/工事書類簡素化へリーフレット - 開発局

2024-03-22付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、工事書類簡素化のポイント等を盛り込んだリーフレットを作成する。4月から時間外労働の罰則付き上限規制が建設業にも適用されることを踏まえたもので、受発注者間における作成書類の役割分担を明確化。国土交通省の方針に準じ、工事検査書類限定...

技術基準 スリム化へ改編/4月 関係機関に意見照会等/国交省 ICT導入協議会

2024-03-22付 DOTSU-NET NEWS

 国土交通省は21日、東京都内で第18回ICT導入協議会を開催した。ICT施工の普及拡大に向けた取組について議論。現行の技術基準に関しては、スリム化に向けた改編を行うこととし、4月に関係機関への意見照会等を予定していることを示した。ICT建...

基本高水のピーク毎秒 沙流川7500立方メートル/新洪水調節施設の可能性検討/国交省 社整審河川分科会

2024-03-21付 DOTSU-NET NEWS

 国土交通省は19日、東京都内で第67回社会資本整備審議会河川分科会を開き、鵡川水系、沙流川水系に係る河川整備基本方針の変更案について審議した。気候変動による降雨量の増大を考慮した基本高水のピーク流量は、鵡川水系で毎秒4100立方メートル、...