工事７９.３点、業務７８.７点／最高点はいずれも８２点に／開発局の２４年度施行成績平均点 － 本紙集計

　開発局の２０２４年度工事・業務施行成績平均点が、本紙集計でまとまった。全体の平均点は工事が７９.３点、業務が７８.７点。前年度と比較すると、工事は変動なしで、業務は０.１点上昇した。最高点をみると、工事は８２点で、３件増加し４１件だった。業務の最高点も８２点で、前年度と同じく３９件が獲得している。

　同局がホームページ等で公表しているデータに基づき集計。対象は２４年度中に完成・完了した５００万円以上の工事および１００万円以上の業務としている。
　工事の評定対象は１３１６件。前年度と比べ５４件下回った。開建別の平均点をみると、旭川、網走が最高の７９.５点で、札幌、室蘭、帯広、稚内が７９.４点に。前年度を上回ったのは、札幌、函館、旭川、網走、留萌の５開建となっている。
　工種別の平均点をみると、一般土木は７９.７点、舗装は７９.３点に。一般土木は変わらず、舗装は０.１点上回った。一般土木を開建別にみると、網走が最高で８０点を記録。以下、旭川、帯広が７９.９点と続いた。
　業務の評定対象は、３２件下回る２１７２件。業種別の平均点は、土木関係コンサルが０.１点上回る７９点、測量が０.２点上回る７８点、地質調査が０.１点下回る７８.３点、補償関係コンサルが０.１点下回る７７.７点、建築関係コンサルが０.１点上回る７７.６点となっている。