トップページ > DOTSU-NET NEWS一覧 > DOTSU-NET NEWS詳細

休工可能試行 実施方向で検討/地域性考慮し年度内にも詳細/工事における猛暑対策強化へ - 開発局

2026/01/16付 DOTSU-NET NEWS
 開発局は、所管発注工事での猛暑対策の強化に向けて検討を進めている。国土交通省が昨年12月に打ち出した「建設工事における猛暑対策サポートパッケージ」を踏まえたもの。現在、WBGT値(暑さ指数)の分析作業などを進めているため流動的だが、猛暑期間を休工可能とする試行工事については、実施する方向で検討していくもようだ。サポートパッケージで示された他の施策・取組に関しても、積雪寒冷地という地域性を考慮しつつ対応を検討。遅くとも年度内には詳細な取り扱いを定め、今夏の対策に役立てる考えだ。

 直轄土木工事における猛暑対策としては、これまでも発注段階における猛暑日を考慮した工期設定、熱中症対策に係る経費の充実、i―Construction2.0による遠隔施工の促進等を実施。地方公共団体などに対しても同様の働きかけを行ってきた。
 しかし近年、夏の猛暑は厳しさを増しており、今後も続くと予測されている状況。本道においても昨年、北見市で39度、帯広市で38・8度、津別町で38・4度を記録したほか、他の地域でも“観測史上最高”という言葉が飛び交う異常事態となっている。
 こうした状況を受け国交省は、昨年12月にサポートパッケージを策定。施工者の自主性を尊重しつつ、地域の実情を考慮し、最新技術を活用した多様な働き方の実現を支援する方針としている。
 具体的な施策・取組をみると、新規では「猛暑期間を休工可能とする工事発注の実現に向け、効果や必要となる費用・取組の調査を目的とした試行工事の実施」「1年単位の変形労働時間制の活用に向けた関係者との連携」「技術提案評価型S型を活用した、作業環境の改善に資する施工方法・施工計画の工夫促進」などを列挙した。

 開発局においても、担い手確保には他産業と遜色ない労働条件・労働環境の実現が必要であることから、対策の強化に向けた検討を推進。現在、道内各地のWBGT値の分析作業などを行っている。
 試行工事については、受注者の判断に基づき猛暑期間を一定期間休工とすることができるよう、発注者が猛暑期間を考慮した工期設定を行うことを目指し、取組の効果や必要となる費用・取組を把握するもの。地域の状況なども考慮しながら、実施する方向で検討していく見通しだ。
 他の施策・取組に関しても、各地の現状等を踏まえつつ可能な対応を検討。遅くとも年度内には詳細な取り扱いを固め、全道に通知する見込みとなっている。

その他のDOTSU-NET NEWS 一覧

業務スライド 発注者支援など想定/品確法運用指針の情報共有も/国交省 発注者責任懇談会

2026-01-15付 DOTSU-NET NEWS

 国土交通省は14日、東京都内で発注者責任を果たすための今後の建設生産・管理システムのあり方に関する懇談会の2025年度第1回業務・マネジメント部会を開催した。品確法(運用指針)に関する取組状況について情報共有したほか、26年度以降の新規契...

岩見沢など54市町村/規制開始は7月1日/盛土規制法に基づく規制予定区域 - 道建設部

2026-01-15付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は、宅地造成および特定盛土等規制法に基づく2026年度の規制予定区域を公表した。岩見沢市や石狩市、帯広市など54市町村が対象。規制区域指定および規制開始の時期に関しては、市町村や事業者などへの周知期間を十分に確保するため、26年7...

首位はドーコン71億円/受注総額472億 発注者支援除く/開発局 12月末委託業者別実績

2026-01-14付 DOTSU-NET NEWS

 開発局所管発注業務における2025年度12月末業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。発注者支援業務を除く集計で、首位は本局と10開建で204件、71億2227万円を受注した(株)ドーコン(札幌)。受注総額は、前年度同期と比較して2%減の...

幅広い年代に魅力PR/10回目の開催 22団体出展/道と札幌市 建設産業ふれあい展

2026-01-14付 DOTSU-NET NEWS

 道と札幌市が主催する2025年度「建設産業ふれあい展」が、10日から2日間にわたって札幌駅前通地下歩行空間で開かれた。北海道建設業協会(岩田圭剛会長)と北海道建設技術センター(白石俊哉理事長)の協賛。ものづくりや建設現場のバーチャル体験な...

今週から公告本格化/当初分合わせ 一般土木は440件超に/開発局 25年度補正予算対象工事

2026-01-13付 DOTSU-NET NEWS

 開発局における2025年度補正予算対象工事の入札公告は、今週から順次本格化するもようだ。過日公表となった26年度予算に係る早期発注分の公告に関しても、年間維持除雪工事などが先行する形で同時期に始まる見通し。25年度補正予算と26年度予算の...

基本高水のピーク流量 毎秒180㎥に/此花橋を基準地点に/止別川水系河川整備基本方針 - 道建設部

2026-01-13付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は、止別川水系河川整備基本方針を策定した。近年の気候変動に伴い予測される降雨量の増大を考慮し、新規改修河川を対象に河川整備基本方針を策定するもので、網走建管が所管する止別川(小清水町)を初弾として選定。河口から5キロメートルの位置...

道内国営分 900㎞から判断/本紙調査 FRPM管中心か/高リスクパイプライン緊急調査 - 農水省

2026-01-09付 DOTSU-NET NEWS

 農林水産省は、2026年度に高リスクパイプライン緊急調査事業を創設する。農業水利施設における突発事故等の防止対策につなげることを目的としたもので、800ミリ以上の大口径パイプラインが調査対象。道内分のうち、国営事業で埋設されている800ミ...

農道橋耐震化 大部分が未完了/中長期計画早期策定へ/農道(舗装)のアンケート結果 - 道農政部

2026-01-09付 DOTSU-NET NEWS

 道農政部は、農村インフラ施設のうち農道(舗装)の中長期整備計画の策定に向け、アンケート調査を実施した。農道の改修および農道橋の耐震化対策を計画的に進めるために調査したもので、80市町村が回答。このうち農道橋の耐震化においては、大部分が未完...