工事 ８００件前後見込む／本紙調査 委託は１９００件／開発局 ４月１日付で発注見通し公表

　開発局は、２０２１年度予算に基づく発注見通しを４月１日にも公表するもよう。本紙調査によると、工事は８００件前後、委託は１９００件前後となる見通し。工事は、２０年度と比べると、１８０件程度の減が見込まれるが、２０２０年度第３次補正予算を含めた１５ヵ月予算ベースで比較すると、総件数に大きな変動はない見込み。

　２０年度第３次補正予算の開発局実施分は、事業費ベースで１２１７億９１００万円。政府予算案に基づく２１年度の道開発事業費における直轄分は、４０９８億７８００万円を計上。１５ヵ月予算ベースでは、２０年度と同規模となる５３００億円程度となる見込み。
　一方で、２０年度第３次補正予算は、１９年度補正予算と比較して大規模となったことから、翌債対象工事の発注量が増加。本紙集計によると、３月の翌債対象工事の発注件数は２２２件、５２０億円余りを執行している。１９年度同期と比べ、件数、金額とも倍増となる。
　現在、２１年度予算に基づく発注見通しに関する作業を進めており、本紙調査によると、工事は８００件前後、委託は１９００件前後となる見通し。工事は１８０件程度減だが、２０年度第３次補正予算を含めた１５ヵ月予算ベースでは件数に大幅な変動はない見込み。