２１年度暗渠排水の事業見込み量／国営・道営 ６６００ha／空知１７００ha、十勝１５００ha

　道農政部は、２０２１年度の国営・道営を合わせた暗渠排水の実施事業量として、約６６００ヘクタールを見込んでいる。内訳は、国営約１８００ヘクタール、道営約４８００ヘクタール。振興局管内別にみると、空知が最多の約１７００ヘクタールとなっており、十勝が約１５００ヘクタール、オホーツクが約１０００ヘクタール、上川が約９００ヘクタールと続いている。
　２０年度の翌債およびゼロ国債対象工事を含む執行ベースで集計したもの。現段階では、国営分も含め、約６６００ヘクタールの整備が予定されている。
　事業主体別にみると、国営が１８００ヘクタール、道営が約４８００ヘクタールを計画。前年度実績よりも合計で約９００ヘクタール減少する見通しとなっているが、道農政部では「地元要望にはほぼ応えられる状況」としている。
　振興局管内別にみると、実施事業量が多い空知、上川、オホーツク、十勝のほか、石狩が約３７０ヘクタール、留萌が約２５０ヘクタール、釧路が約２００ヘクタールなど。道営分のみでは、空知が約１３００ヘクタール、十勝が約１５００ヘクタール、上川が約５６０ヘクタールなどとなっている。