トップページ >
DOTSU-NET NEWS一覧 >
DOTSU-NET NEWS詳細
部会設置し課題抽出/知識向上へ職員研修会など/農業農村整備でICT活用検討 - 道農政部
2022/10/05付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、本年度から農業農村整備におけるICTの活用について具体的な検討に乗り出す。部内に部会を設置し課題を洗い出すとともに、情報化施工に関する知識レベル向上のため職員向けの研修会等を開く予定。事業プロセス全体での情報通信技術活用を目指し、今後の方向性を検討していく。農業土木工事を請け負う建設業を巡っては、技術者や労働者の担い手不足が顕著に。働き方改革関連法施行によって職員の労働環境が制限される中、施工効率化の観点から情報化施工技術の活用推進が喫緊の課題となっている。
農政部はこれまでに、農林水産省による実証事業対象現場として空知と上川の計2地区で情報化施工を試行した。ただ、通常発注工事における情報化施工の実施に当たっては、受注者発意の技術導入を促しているのが現状。本道の特性に合わせ暗渠排水工事の取り扱いを追加したガイドラインの補足版を作成するなど、きめ細かな対応に努めている。
一方、国ではスマート農業のための基盤整備や座標データの自動運転利用というように、活用範囲を従来の施工プロセスから農業農村整備プロセス全体に拡大する動きが加速。こうした状況を踏まえ、同部においても事業全体を通じた情報通信技術の活用に係る検討に着手する。
本年度は部内に検討部会を新設し、プロセス全体におけるICT活用を図る上での課題を抽出。検討に当たっては、職員の知識レベルを高める必要があることから、情報化施工に関する研修会や勉強会などを予定している。
その他のDOTSU-NET NEWS 一覧
道建協 国交省等に要請へ/発注者適切な工期設定を/民間、市町村、工期内工期など
2022-10-04付 DOTSU-NET NEWS
建設業における時間外労働時間の上限規制適用が1年半後に迫る中、北海道建設業協会(岩田圭剛会長)は、国土交通省などに対して、民間工事を含め発注者が適切な工期設定などに配慮した発注に努めるよう、注意喚起や指導助言を求める方向で調整している。規...開発局 積雪寒冷舗装技術の試験施工/22年度延べ11現場で/AI点検は全道で試行
2022-10-04付 DOTSU-NET NEWS
開発局の積雪寒冷地における舗装技術の現場実証に基づく22年度試験施工現場がまとまった。全道で展開するAIを活用した舗装点検・診断を除き、延べ11現場で試験施工を実施(予定含む)。11日には道路工業(株)(札幌)が施工する「40号天塩町雄信...想定死者数8割減明記/道内特別強化地域は39市町村/海溝型地震防災基本計画変更 - 政府
2022-10-03付 DOTSU-NET NEWS
政府は、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進基本計画を変更するとともに、津波避難対策特別強化地域(以下、特別強化地域)を指定した。変更した基本計画では、10年間で達成すべき減災目標として施策を総動員し日本海溝、千島海溝沿いの巨大地...3503件 4112億/主要3機関9月末工事発注状況 - 本紙集計
2022-10-03付 DOTSU-NET NEWS
開建、建管、振興局農業 ― 道内主要発注3機関の9月末工事発注額は、本紙集計で3503件、4112億3700万円余りとなった。前年度同期と比べ、件数で212件、金額で479億5400万円余りそれぞれ下回った。3機関全てで件数、金額とも減少...首位はドーコン 8億/発注者支援業務除く/建管発注委託6月末業者別実績
2022-09-30付 DOTSU-NET NEWS
全道10建管の2022年度6月末委託業務業者別受注実績がまとまった。発注者支援業務を除く集計で、首位は10建管から69件、7億9693万円を受注した(株)ドーコン(札幌)。2位以下は、55件、7億5688万円の北海道土木設計(株)(札幌)...明細書の提出不要に/事務負担軽減10月から適用/建管発注工事の前払金請求 - 道建設部
2022-09-30付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、建管発注工事における受注者からの前払金請求時の使途内訳明細書の提出を不要とした。保証会社および金融機関によるチェックによって、契約約款に規定する経費に限定した支出は担保されると判断したもの。従来求めていた提出書類を不要とするこ...畦畔整形の歩掛新設/地質調査で地下水位測定追加/土地改良積算基準改正 - 道農政部
2022-09-29付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、土地改良事業等に係る請負工事および委託業務の積算基準を改正した。工事の主な改正点として、ほ場整備・客土工で畦畔整形工の歩掛を新設したほか、工種区分にため池工事を明記。委託業務については、地質調査における地すべり調査の地下水位測...活用率47.3%に上昇/延べ件数は4005件に/21年度新技術活用実績 ― 開発局
2022-09-29付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、2021年度の新技術活用状況をまとめた。総工事件数2148件のうち、新技術を活用した工事は1017件となり、新技術活用率は前年度と比較して0.5ポイント上回る47.3%に。延べ技術数は、48件上回る4005件となった。新技術活用...