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建設業の魅力伝える/イメージアップで担い手確保へ/道と札幌市 建設産業ふれあい展

2023/01/11付 DOTSU-NET NEWS
 道と札幌市主催の「来て☆見て☆実感!建設産業ふれあい展」が、7日から2日間にわたって札幌駅前通地下歩行空間で開かれた。北海道建設業協会(岩田圭剛会長)と北海道建設技術センターの協賛。各種体験や展示などを通じて、幅広い年代に対し人々の生活を支える建設業界の魅力を伝えた。

 建設産業ふれあい展は、建設産業の役割や重要性に対する道民の理解促進をはじめ、身近に感じてもらうことを目的に2015年度から実施している。
 前年度は新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ展示・実演を中心としていたが、ことしは感染症対策に万全を期し、体験を交えた本来の開催形式に。大通から北3条までの区間において、地方建設業協会や発注官公庁などによる18ブースを設置した。
 7日のオープニングセレモニーには、道建設部の千葉正彦建設業担当局長や札幌市の小林秀晃土木部長らが出席。千葉局長は、建設業界の担い手不足が深刻化している状況に危機感を示し「子どもから大人までの幅広い世代に建設産業を身近に感じてもらうきっかけになれば」と期待した。
 小林部長は、今後も関係者と連携しながら、建設業の活性化推進に向けて健全な体制確保に取り組む考えを強調。ふれあい展を好機と捉え「建設産業のイメージアップを図ることで、将来にわたる担い手確保につなげていこう」と呼びかけた。
 このあと各ブースのイベントを一斉に展開。2日間で延べ1万人が来場し、会場は大いににぎわいを見せた。

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