首位は中田組 ６.４億／本紙集計１億以上受注７６社に／建管発注ゼロ国･翌債等工事業者別実績

　全道１０建管が発注した２０２２年度ゼロ国債･翌債等工事の業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。設計変更を含まない速報値で、首位は、６件、６億４０４０万円を受注した（株）中田組(稚内)。２位以下は、２件、５億７６６４万円の（株）田中組(札幌)、３件、４億９２９０万円の（株）ササキ(稚内)などと続く。受注総額は、２１年度ゼロ国債･翌債等工事実績と比べ、２.７%減の２２７億５０２９万円となった。

　消費税抜きの落札額ベースで、各建管がことし１～３月に発注したゼロ国債、翌債、ゼロ道債、補助ゼロ道債、災害復旧Ｂ工事を集計。ＪＶは出資比率に応じて構成員ごとに加算している。
　総受注業者数は、２１年度ゼロ国債・翌債工事等実績と比較して３７社減の３１３社。１社当たりの平均受注額は、５９０万円増の７２６８万円となった。
　前年度に上位３０位圏外だった白崎建設（株）（釧路市）は４位、（株）中山組（札幌）は５位、菱中建設（株）（札幌）は８位、村井建設（株）（釧路市）は１３位、伊藤組土建（株）（札幌）は１４位、小針土建（株）（中標津）は１５位、（株）遊佐組（池田）は１６位、（株）北英建設（札幌）は１７位、近藤工業（株）（小樽）は１８位、こぶし建設（株）（岩見沢）は１９位、（株）吉本組（岩内）は２２位、（株）丸善建設（美瑛）は２７位、帝都建設（株）（函館）は２８位、（株）廣野組（旭川）は２９位、大北土建工業（株）（富良野）は３０位に躍進した。
　受注額が増加したのは皆増を含め２１５社、倍以上に受注額を増やしたのは２４社に。３億円以上を受注したのは３社増の１４社、１億円以上は４社増の７６社となった。