工事 ５２４件、６３３億執行／委託は８１０件、１０８億に／道農政部 道営農業９月末発注実績

　道農政部は、道営農業農村整備事業の２０２３年度９月末発注実績をまとめた。工事は５２４件、６３３億３１００万円を発注。前年度同月と比べ件数で１７件、金額で２８億４１００万円下回った。委託業務をみると、件数は５１件減の８１０件、金額は２億６９００万円減の１０７億６５００万円となっている。
　ことし３月に発注した翌債、ゼロ国債分を含む集計。工事・委託業務共に消費税込みの当初契約ベースで集計している。
　工事の発注件数は、空知が最多の１２７件。以下、十勝が９０件、オホーツクが７９件、上川が７１件などと続く。前年度同月から件数が増加したのは空知、渡島、留萌、宗谷、オホーツク、釧路、根室の７振興局だった。
　金額も空知が１９２億２９００万円で最多となっており、次いでオホーツクが１０２億８０００万円、十勝が９７億５７００万円、上川が７６億８５００万円など。
　空知、渡島、檜山、留萌、宗谷、根室の６振興局が前年度同月を上回った。
　委託業務についても、空知が２３６件、３２億４０００万円を執行し件数・金額とも最多に。
　このほか十勝が１２２件で１８億６５００万円、上川が１０２件で１２億７２００万円、オホーツクが１０８件で１１億８９００万円だった。
　件数で６振興局、金額で７振興局が上回る結果となった。