公共事業費１２００億規模か／発注３部工事等情報 成立後順次／道 ４定に補正予算案追加提案へ

　道は、開会中の第４回定例道議会に補正予算案を追加提案する方向で最終調整を進めている。国の２０２３年度補正予算などに対応するもの。本紙調査によると、公共事業費については、１２００億円規模の計上が見込まれる。予算成立後、発注３部では、順次工事等情報を公表する見通し。
　２３年度補正予算に基づく、道開発事業費の予算額は事業費ベースで２４２９億７８００万円。直轄に８６５億９０００万円、補助に１５６３億８８００万円を計上した。
　補助を事業別にみると、農業農村整備が４４３億７２００万円、防災・安全交付金が１８３億７５００万円、道路環境整備を含む道路が１７２億２５００万円、森林整備が１６９億５６００万円、治水が１６７億１９００万円などとなっている。
　国会での予算成立も踏まえ、道は開会中の第４回定例道議会に、補正予算案を追加提案する方向で調整。公共事業に関しては、流動的な要素を残すが１２００億円規模の計上が見込まれる。
　予算成立後には、発注３部の工事等情報が順次公表となる見込み。