現年 札幌２１９億、旭川１２９億／来年１月以降公告本格化／２３年度開建別補正予算額

　２０２３年度補正予算に基づく開建別・事業別予算額がまとまった。現年補正分では、事業費ベースで札幌に２１９億２８００万円、旭川に１２９億円を配分。ゼロ国債は札幌に１０８億２４００万円、釧路に４５億８０００万円を充てた。対象工事を盛り込んだ発注見通しは１１月３０日に公表済みで、入札公告は年明けから本格化するとみられる。

　２３年度補正予算は２９日に成立。現年補正分の開建執行額は全体で８３９億２６００万円に上る。主な開建では、札幌、旭川のほか、帯広で９０億８８００万円、室蘭で７７億７７００万円を計上した。
　ゼロ国債は、総額３０４億１６００万円を措置。札幌、釧路に続き、函館が３０億３６００万円、室蘭が３０億２５００万円を計上している。
　予算成立を受け、３０日付で発注見通しを公表。対象工事の入札公告は来年１月以降本格化し、２月上旬までにピークを迎える公算が大きい。