首位はシン技術コンサル／５億以上１７社、１億以上４６社／建管発注上期委託業者別受注実績

　全道１０建管の２０２３年度９月末委託業務業者別受注実績がまとまった。発注者支援業務を除く集計で、首位は全道１０建管から９５件、１１億３１６８万円を受注した（株）シン技術コンサル（札幌）。２位以下は、８８件、９億４５８９万円の（株）ドーコン（札幌）、９３件、９億２８１９万円の（株）シー・イー・サービス（札幌）などと続く。受注額は前年度同期と比べ５.６％増の２５２億６１００万円だった。

　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、２２年度補正予算に係る案件を全額計上した。ＪＶの受注額は、出資比率に応じて構成員ごとに加算。２２年度実績も発注者支援業務を集計から除き、同じベースで比較している。
　受注業者数は７社減の３３８社。受注総額は５.６％増の２５２億６１００万円で、金額でみると１３億４９００万円上回った。１社当たりの平均受注額は７.８％増の７４７４万円となっている。
　上位３０社の顔ぶれは前年度同期と大幅な変動はないものの、（株）タナカコンサルタント（苫小牧）は１９位にランクインした。
　受注額が増加した業者は皆増を含め１９８社。２倍以上伸ばした業者は１６社だった。５億以上を受注した業者は横ばいの１７社、３億以上も変動はなく１９社、１億以上も同数となる４６社だった。