雄武漁港など７ヵ所／総事業費１３０億円見込む／２５年度水産基盤整備新規要求地区 － 道水産林務部

　道水産林務部所管の水産基盤整備事業における２０２５年度新規着手要求地区は、本紙調査で７地区となっている。事業主体別にみると、建管実施分は雄武漁港（雄武町）など６ヵ所、振興局水産課実施分は増毛稲葉漁場（増毛町）の１ヵ所。流動的な要素を残すが、計画事業費の合計は約１３０億円と見込まれている。

　２５年度道開発事業費等補助要望の水産基盤整備に係る要望額は、国費ベースで前年度比８１.１％増の１８０億１００万円。本紙調査によると、新規採択については建管実施分６地区、振興局水産課実施分１地区の計７地区を要望するとみられる。採択された場合、初年度は測量・設計などを行い２６年度以降の着工を目指す。
　２５年度新規着手要求地区はつぎのとおり。

建管
◆水産流通基盤整備・特定
▼網走
▽雄武地区・雄武漁港（雄武町）
◆水産生産基盤整備・特定
▼小樽
▽泊カブト地区・泊後志漁港（泊村）
▽泊カブト地区・盃カブト漁港（泊村）
▼室蘭
▽静内地区・静内漁港（新ひだか町）
◆農山漁村地域整備交付金・漁村再生交付金
▼釧路
▽厚岸地区・厚岸漁港（厚岸町）
▽幌茂尻地区・幌茂尻漁港（根室市）

振興局水産課
◆農山漁村地域整備交付金・地域水産物供給基盤整備
▼留萌
▽増毛地区・増毛稲葉漁場（増毛町）