管内受注は８１.６％に／本紙調査 小樽など４建管で拡大／２４年度１２月末建管別工事受注動向

　全道１０建管における２０２４年度１２月末地域別工事受注動向が、本紙集計でまとまった。金額ベースでみると、管内業者の受注割合は前年度同期を０.４ポイント下回る８１.６％。前年度同期の受注割合を上回ったのは小樽、旭川、稚内、帯広の４建管だった。管外業者の受注割合は１８.４％。建管別では、留萌が２９.７％と最も高かった。

　金額は当初契約ベース。各建管が発注した工事の受注業者を本店所在地別に分類し、管内、管外の受注実績を集計した。JVは構成員別とし、出資比率に応じて管内と管外に振り分けている。
　２４年度１２月末における管内業者の受注割合は、前年度同期を０.４ポイント下回る８１.６％。小樽、旭川、稚内、帯広の４建管は前年度同期を上回り、それぞれ６.８ポイント、０.１ポイント、１.８ポイント、５.６ポイント上昇している。
　管内業者の受注割合が最も高いのは札幌で、８９.７％に上った。
　一方、管外業者の受注割合は１８.４％となっている。２０％以上を記録したのは４建管で、留萌が２９.７％、小樽が２９.４％、帯広が２２.１％、室蘭が２２％と続いた。