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2m以上 543橋が要対策/50年経過施設 20年後に7割超/所管施設の長寿命化取組状況 - 道建設部
2025/07/07付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、所管施設の長寿命化に係る取組状況をまとめた。2024年度末時点の情報をもとに、対象施設数および要対策施設数、10年ごとの50年経過施設割合の推移などを整理したもの。主な施設をみると、2メートル以上の橋梁は、5799橋のうち543橋を要対策と判定しており、20年後には50年経過施設割合が73%に上るとの状況を明らかにしている。高度経済成長期に建設された公共土木施設が一斉に更新期を迎えている中、道建設部はトータルコストの縮減および平準化の観点から、予防保全型のインフラメンテナンスに注力。施設ごとに長寿命化修繕計画を策定し、関連事業の推進に努めている。
24年度末現在の長寿命化に係る主な施設の取組状況を追うと、2メートル以上の橋梁のほか、トンネルでは128ヵ所のうち49ヵ所を要対策と判定。現時点で14%の50年経過施設割合は、10年後に23%、20年後に47%に上るとの状況を示し、対策を強化することとしている。
各施設の状況はつぎのとおり(①施設数②要対策施設数③現在の50年経過施設割合④10年後の50年経過施設割合⑤20年後の50年経過施設割合)。
▼道路
▽橋梁(2メートル以上)=①5799橋②543橋③27%④50%⑤73%
▽横断歩道橋=①43橋②15橋③33%④53%⑤88%
▽トンネル=①128ヵ所②49ヵ所③14%④23%⑤47%
▽シェッド=①206ヵ所②51ヵ所③ゼロ④16%⑤65%
▽大型カルバート=①64ヵ所②6ヵ所③13%④27%⑤47%
▽門型標識等=①206ヵ所②ゼロ③ゼロ④5%⑤25%
▽舗装=①1万750キロメートル
▽道路付属物=①21万9048ヵ所
▼下水道
▽終末処理場=①4ヵ所②4ヵ所③ゼロ④75%⑤100%
▽中継ポンプ場=①13ヵ所②13ヵ所③ゼロ④15%⑤46%
▽管路等=①360キロメートル②2.2キロメートル③ゼロ④35%⑤83%
▼都市公園
▽園路広場・修景施設・休養施設・遊戯施設等=①11ヵ所②11ヵ所③ゼロ④18%⑤36%
▼河川
▽堰・樋門・水門・排水機場・防潮水門=①58基②57基③5%④17%⑤43%
▽樋門・樋管=①5317基②2385基③13%④47%⑤71%
▼治水ダム
▽ダム=①18基②17基③6%④39%⑤56%
▼砂防
▽砂防えん堤・地すべり防止施設・急傾斜地崩壊防止施設・雪崩防止施設=①1782ヵ所②208ヵ所③22%④40%⑤62%
▼建設海岸
▽堤防・護岸=①315キロメートル②233キロメートル③36%④61%⑤85%
▽水門・陸閘=①1207ヵ所③39%④51%⑤88%
▼建築物
▽道営住宅=①968棟②86棟③6%④38%⑤62%
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