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新たな河川整備方針策定/本年度は初弾として止別川を/道建設部 降雨量増大に対応し
2025/07/02付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、近年の気候変動に伴う降雨量の増大を考慮し、新規改修河川の新たな河川整備基本方針を策定する考えだ。本年度は初弾として、網走建管が所管する止別川(小清水町)を対象に選定。現在は国との協議を進めており、年度内の策定を目指す。改修中河川および改修済み河川に関しては順次、基本方針の見直しを検討することとしている。河川整備基本方針は、河川管理者が全国的なバランスを確保しつつ、水系全体を見渡して基本高水や計画高水流量配分などを定めるもの。道内2級河川に関しては、北海道河川審議会の意見を反映しながら道が策定している。
治水対策に万全を期す一方、近年では気候変動に起因する豪雨災害が断続的に発生しており、防災・減災の観点から対策が急務な状況に。こうした現状を踏まえ、開発局と道は気候変動に関する検討会を共同で設置。学識経験者らの参画のもと、先進的な科学技術の展開を図りながら、今後の水防災対策の在り方や技術的な知見の蓄積を進めている。
道管理河川の河川整備基本方針は今後、2021年4月に改訂した「気候変動を踏まえた治水計画のあり方」提言に基づき、気候変動を考慮して策定することとし、北海道河川審議会において対象河川を選定。初弾として、本年度は網走建管が所管する止別川が選ばれた。
年度内の基本方針策定を目指し、現在は国との協議に注力。道の管理河川は230水系に上り、全てが完了するまでには長い年月を要するが、道建設部は沿線自治体の安全・安心を早期に確保するため、関連業務を鋭意進めていく方針を示している。
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