工事５億円以上２２社に／委託は１億円以上３２社 農政部集計／道農政部２４年度業者別受注実績

　道農政部は、２０２４年度の業者別受注実績をまとめた。受注総額は、工事が前年度比０.５％増の７０１億１４１２万円、委託業務が５.３％増の１１１億３８４４万円となった。工事で５億円以上を受注した業者は６社減の２２社、３億円以上は１社増の６３社に。委託業務では、３億円以上の受注が１社増の５社、１億円以上が１社増の３２社だった。

　工事の総受注業者数は前年度から４社減の４４４社。道内業者が上位３０位を独占した。
　首位は１２億１７６５万円を受注した新栄クリエイト（株）（札幌）で、このほか１１億８１７５万円の（株）砂子組（奈井江）、１１億２万円の中本土建（株）（深川）などが続いている。
　委託業務をみると、総受注業者数は７社減の２００社。工事同様、上位３０社は全て道内業者となった。
　首位は１０億３６１６万円の北海道土地改良事業団体連合会（札幌）。２位以下は、７億１６５４万円で（株）ルーラルエンジニア（深川）、４億４７５２万円で（株）北海道農業建設コンサルタント（札幌）などとなった。
【集計方法】
　振興局調整課・農村振興課・農務課、本庁および出先機関の昨年４月１日からことし３月３１日までの発注分を、消費税込みの最終契約ベースで集計。２４年度に契約し、工期が２４年度以降にわたる契約については、当初契約額を計上した。
　ＪＶの受注実績は、出資比率に応じて各社に加算。合併等によって営業の移転があった場合は、２５年６月現在の移転後の業者実績として計上している。