最終契約 ４９９件、７１５億円／振興局別 空知２５３億で最多／２４年度振興局農業工事発注実績

　道農政部は、最終契約ベースの２０２４年度工事発注実績をまとめた。４９９件、７１５億１７００万円を発注。２３年度と比べ件数で２９件、金額で４億２７００万円下回った。主な振興局をみると、空知が件数・金額とも最多の１３６件、２５２億９８００万円を発注した。
　２４年３月発注の翌債およびゼロ国債を含む集計。設計変更後の最終契約額で、消費税込みの金額となっている。等級の振り分けは、発注標準に基づく請負工事価格を基準に設定した。
　随意契約を含めた全体では、４９９件で７１５億１７００万円を発注。前年度から２９件、４億２７００万円の減となった。
　振興局ごとの発注額は、最多の空知に次いで、オホーツクが１０１億４８００万円、十勝が９２億２４００万円、上川が７９億６７００万円など。前年度を上回ったのは、空知、石狩、日高、檜山、釧路、根室の６振興局だった。
　一般競争入札による発注分は、４５５件で７１１億９９００万円。前年度から２１件、５億円減少した。
　このうち農業土木としては３８３件、６４０億１１００万円を発注。等級別に、Ａが３３１件で６１４億６７００万円、Ｂが４３件で２４億５００万円、Ｃが９件で１億３９００万円となっている。
　舗装や建築などの「その他」は７２件で７１億８７００万円。随意契約による発注分は４４件で３億１７００万円だった。